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2024.08.05

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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子どものための書き方教室、「児童かきかた研究所」(大阪)は、私が編集者時代から今日まで10年以上にわたっておつきあいのある教室です。
 
教室では、就学前から小学校中学年くらいまでの子どもたちを中心に、鉛筆で文字の書き方を教えています。
 
この教室のユニークなところは、宿題が縄跳びであることです。初代の高嶋喩(いさむ)所長(故人)の発案です。また、箸で小さなペンギンの形の消しゴムをつまむゲームもしていました。
 
なぜ縄跳びなのか? なぜペンギンのゲームなのか。当時はよくわかりませんでした。所長は鉛筆でうまく書けない子を見て、指先を十分に使えないことに気づいたのでしょう。そこでペンギンのゲーム。そして指先を自在に使えない子は姿勢が崩れたり、体全体の動きがぎこちなかったりすることが多いことにも気づいて、全身の運動である縄飛びを宿題にしたのだと思います。
 
つまり、指先を使った微細運動と、体全体を動かす粗大運動を子どもたちにさせていたわけです。療育でおなじみの運動ですね。
 
力加減は筋肉の収縮や関節の動きを感知する「固有覚」という感覚センサーが大きく関係しています。微細運動や粗大運動で固有覚の力を高めることができるのです。
 
「固有覚」という言葉すら知らなかったであろう所長ですが、子どもたちの動きを見る目の鋭さと柔軟な発想に今更ながら驚かされます。
 
高嶋所長が考案した、鉛筆の持ち方補助具にはユビックスもちかたくんなどがあり、今でも子どもたちの書き方を道具を通して支えています。

 

トビラコ店主

 

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