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2月10日(月)よりスタート!
1年前のこの日に、『子どもの発達を支える アセスメントツール』(安部博志著 合同出版)を、発売したところ1週間で100冊売れました。
ありそうでなかった支援員にも保護者にも使える本。これが売れた理由のひつかもしれません。「アセスメント」を直訳すると「評価」ですが、評価ではしっくりきません。「見立て」と訳した先生もいらして、こちらの方がいいですよね。
写真のように本とシートがセットになっています。シートは「アセスメントシート」「困っていること確認シート」が裏表で1枚になっています。
「アセスメントシート」を見ると、子どもの発達が今どの段階かを見立てることができます。「運動」「日常生活」「社会性」「知的発達」などを、細かく分かれていて、見方がとても具体的。たとえば「3歳 運動」を見てみると「目を開けて片足立ちできる(2秒以上)」、「ボールを足で前方にけれる」、「鉄棒にぶら下がれる」、などのチェック項目があります。これなら専門的な知識がなくても、いつもそばにいる人なら誰でも見立てることができますよね。
「困っていること確認シート」には、「理解」「行動」「社会性」「その他」と分類されていて、こちらも具体的。「行動」の一例として、「不適切な行動になってしまう」の項目があり、その具体例として「カッとなる気持ちを抑えられない」「叩いたり蹴ったりしてしまう」などが挙げられています。
で、本では「困っていること確認シート」の項目に対応しながら、子どもにどう接したらいいのかが書かれています。
著者の安部博志さん(写真・筑波大学附属大塚特別支援学校時代)は、筑波大学附属大塚特別支援学校に23年勤務し、支援コーディネーターとして10,000学級以上を見てきました。多くの保護者の相談も受けてきました。
アセスメントシートを作成するにあたっては改訂に改訂を重ねて15年かけているそうです。安部先生は、トビラコ店主が編集者時代から今日に至るまでお世話になっている方。お世話になっているから販売するのではなく、お世話になっていなかったとしても販売したい本です。
子どもが「困っている」原因がわかると、子どもを見る目も変わります。
親の言うことを聞かない子と思っていたのが、じつは「注意を向けられない」「言われていることがわからない」「目の前の状況が理解できない」などの理由があるのかもしれません。これまで、考えつかなかったことを示唆してくれるのが「子どもの発達を支える アセスメントシート」。発達を支援する子育ての本でもあります。個別支援計画にも使えますよ。
ついでながら、トーキングゲーム、かえるカードも、安部先生が筑波大学附属大塚特別支援学校時代に手作りしていた教材です。
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筑波大学附属大塚特別支援学校 佐藤義竹先生の
支援者のためのワークショップ&セミナーが開催されます。
実際に支援ツールを作って、そこから学ぶプログラムもあります。
詳しくは、こちらから。
トビラコ店主より
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に記事を書いていました。
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<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
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84円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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