トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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新学期を迎えるまえに、tobiracoで売れているものは、次の3つです。
1)ふえピタ
2)ひとこと日記帳
3)カラーマスノート
それぞれ、ちょこっとご説明しますね。
1)ふえピタ
リコーダーは、小学校3年生の5月ごろから習い始めます。子どもの発達段階を考えたときに、3年生くらいの年齢が適当と考えられているんでしょうね。楽譜を見ながら、リコーダーの穴に指をあてて、吹く。目と指と協調運動ということになるのでしょうか。この運動がうまくいかないと、穴を押えることはできません。目と手の協調運動になんらかの課題がある子だけではなく、広く使われているようです。そもそも、リコーダーはツルツルしていて穴を塞ぎにくいんですよね。ふえピタがあることで、指が滑らずに穴を抑えることができます。
新学期のこの時期がもっとも売れますが、その他の時期でも購入される方が多いので、やはり困っている子が多いのだと思います。「ふえピタ」は、息子さんのリコーダー嫌いは穴にあると気づいたお母さんが開発しました。
発達障害のクリニックの院長であり、小児科の先生が開発。なぜ、小児科の先生が? と思われるかもしれません。
日記や作文を書くのが苦手になる理由が、日本語の語順にあるからだと先生は考えました。日本語は、出来事を思い出す順番と語順が逆になっているからだそうです。
「うれしいこと」があって、それを書きたくても、日本語の特性として、語順がそのようになっていません。うれしいこと」にたどりつくまでをあれこれ書かなくてはなりません。
これが英語だと、私はうれしかった、なぜなら〜となります。まず「感情」が先です。
ひとこと日記帳は、感情が先。そのあと、それはいつだった? どこであったの? だれといっしょだったの? という質問に答える形式です。なので、すっと書けます。頭の整理もできますよね。
日記や作文が苦手な子はもちろん、放課後デイなどで「ふりかえりの時間」に活用するのもおすすめです。
3)カラーマスノート
お手本の文字をうまく、書き写すことができない子のためのノートです。言語聴覚士と小児科医が開発しました。文字を書き写すときの頭の中は、書き写す文字をいったんバラバラにしているそうです。バラバラに分解して、書き写すときに統合しているわけです。うまく統合できると、書き始める位置もわかります。でも、この分解や統合がうまくいかないと、いったいどこから書き始めたらいいのかがわかりません。
カラーマスノートは、書き初めの位置や、そのあとの線の方向をマスの色が教えてくれます。お手本に書かれた文字が、マスの水色から始まって、右の緑に線をのばすということを、まるで道案内するように教えてくれるのです。
カラーマスノートは、書字がうまくいかない子だけではなく、書き方の教室でも使われています。
いつも、ここで伝えていることですが、障害のある子に使いやすいものは、みんなに使いやすいんですよね。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)