トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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発達障害の子の成長を長年支援をしてきた人の話には重みがあります。
この先生なくして今日のトビラコはなかったであろうひとりが、安部博志先生(元筑波大学附属大塚特別支援学校地域支援部長)です。
発達障害や知的障害のある子の支援について右も左もわからない編集者時代に、心に響くように教えていただいた先生です。
その教えの一部をまとめたのが、子どもの意欲の皿を広げるです。
勉強をするうえで大事なのは、「意欲の皿を大きくする」ということを安部先生はよくおっしゃっていました。意欲の皿が大きくなればなるほど入る知識の量も多くなるというのです。
嫌がるドリルを無理やりさせりやらせていたのでは、意欲の皿そのものがなくなってしまいます。「やってみたい」「楽しい」と思える、その子の好きな分野ー電車であったり、昆虫であったりーで覚える。
そして、もっとも大切なのは、「致命的な失敗をさせない」ことです。トラウマになるような失敗は、その子から自信を奪います。
授業中、教師に不意打ちであてられて、教科書を読むのがしどろもどろになった子がいます。まわりから「なにやっているんだよ」と言われて、真っ赤になり、学校に行けなくなったそうです。担任には、あてるなら前もって知らせてほしい、練習する時間を与えてほしいとお願いするといいと安部先生は話します。
そんなことは社会に出たら通用しないみたいなことを言う人がいます。そういう話にはいっさい耳を貸す必要はありません。大事なのは、その子が大人になるまでに「自信をもって何かができるようになること」「自尊心が保っていられるようになること」だと思うのです。成功体験といってもいいでしょうね。
以前、アップした記事ですが、読み返してみて、この時期に読んでいただきたいなと思ったのでおすすめする次第です。
トビラコ店主
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