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2022.04.11

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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これは、と思う先生のオンラインセミナーを聞くことが多くなりました。発達障害に関係した先生、もしくはかなり発達障害を意識しながら講演する先生たちです。内容はさまざまな切り口ですが、ある共通したものがあります。
 
それは、子どもの「好き」を大事にしてほしい。「好き」から本当の学びが生まれるということです。
 
典型的な例ですが、昆虫が好きな子は昆虫からさまざまなことを学びます。その学び方を大事にしてほしいというのです。
 

発達障害の特性ゆえに、学校のリズムや同級生たちに合わせることができないかもしれない。不登校になることだってある。でも、だからこそ「好き」なものと生きていけるようにしてほしい。
 
おおむねこのような主旨の話です。でも、考えてみれば、障害のあるなしに関係なく共通していえることですよね。
 
もうひとつ。「好き」ということで面白いことを話す先生がいました。好きなものが生まれるのは偶然ということです。
 
偶然見かけた蟻の行列を見ているうちに蟻の不思議な行動に心奪われる。本で偶然読んだ宇宙の話でロケットに興味をもつなどなど。最初は偶然であることが多いというのです。
 
裏を返すと、子どもに何かを教え込もうとか、好きになってもらおうという意図がないということです。子どもが「偶然」出会って、だれかから言われたわけでもなく、好きになる。好きになったものをもっと追求したくなって「学ぶ」ようになる。これこそが本当の学びなんだという話。極端なことをいうと学校に行かなくても学ぶことはできてしまうと。好きなもの=偶然説の先生はおっしゃっていました。
 
好きなものに偶然出会うために、親としてできることは「偶然の出会い」がたくさん生まれるような機会や環境を作ることなんだと思います。そして、偶然先生がおっしゃるのは、子育ての最終的な目標は「自分を好きになれる子」を育てることなんだとか。これも障害あるなしに関係なく大事ですよね。いくら学校に適応できて、勉強ができても「自分を好きになれない」で生きるのはつらそうです。

 

 
 

トビラコ店主

 

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