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2023.12.01

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 
聴覚過敏の子、落ち着いて人の話を聞けない子に、おりん(お寺や仏壇で使われているあれ)。
 
意外すぎる療育グッズですが、放課後等デイサービスのソラアルさんで見かけました。
 
トビラコ ソラアルさんのカームダウンボックス おりん
 
手前の丸いのがおりんです。ご〜んと鳴らすと、ぐわ〜んぐわ〜んと寄せて返す波のように奥行きのある音が静かに聞こえて、徐々に小さくなり、やがてす〜っと消えていきます。この間、まさに「耳を澄ます」という状態になって落ち着きます。デジタルの音だとこうはいきませんよね。デジタル音は「鳴る」「消える」のどちらかですから。
 
おりんは、りん棒で外側を叩いてご〜んと鳴らすだけではなく、おりんの内側をりん棒でくるくる回すと音が長く響きます。
 
ソラアルさんに行くと、いつも感心するのはなんでも療育グッズや教材にしてしまうことです。スーパーマーケットにあるものだって、ソラアルさんは教材にしてしまいます。皆で買い物に行き、牛乳売り場の近くにヨーグルト、生クリーム、バター、チーズがあり、そこで「乳製品」というカテゴリーをイメージできるようになります。これ、意外とできない子がいて、牛乳買ってから、ヨーグルトを遠く離れた売り場まで探しく行く子もいたそうです。
 
散歩しながら、植物観察すれば植物は立派な教材です。ご近所にたわわに実った柿をもらった放デイの子がいて、職員がその子と一緒にお礼に行ったという話を聞いたこともがあります。柿を通してコミュニケーションにまで学べたわけです。
 
世の中には、定額ダウンロードし放題のような教材もあります。でも、じつは療育グッズも教材も見渡せばいくらでも転がっています。それを療育や教材に使えるかどうか、そこで支援員の腕の見せ所ですよね。

 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由 
 
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
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