トビラコへようこそ
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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
障害のある子のための情報をどこで手に入れるかで、親子の人生が大きく左右されることがあります。
知っていれば利用していたはずの制度を知らなかったばかりに、ものすごく遠回りをしたり、しなくていい苦労をしたり、時には絶望的になったりすることがあると思います。
で、質の高い情報を入手できる情報誌のひとつとして『手をつなぐ』(全国手をつなぐ育成連合会)を定期的にご紹介しています。
書店では販売しておらず、発行元の「全国手をつなぐ育成連合会」の賛助会員になって会費(年間3,900円)を納めることで入手できる情報誌です。
全国手をつなぐ育成連合会は、日本で最も古く、会員数が約10万人という日本最大規模の親の会です。1952年にたった3人の知的障害の子をもつ親たちが立ち上げました。長きにわたって活動しているということは、ネットワークが網目のように多岐に広がり、必要とする情報を届けるリソースがたくさんあるということです。
11月号の特集は「在宅医療」でした。
在宅医療というとどうしても、高齢者であったり身体障害児者というイメージがあります。でも、11月号を読むと、対象の幅がそれだけではないことがわかります。ひきこもりになってしまった発達障害の子、高齢の親の子、グループホームで生活する人など、在宅医療の形はさまざまです。
今すぐには役に立たなくても、いつかは使うかもしれない制度、在宅医療制度もそのひとつ。知っておくと安心につながるでしょう。
雑誌というのは、特集で売れたり売れなかったりします。売れない特集が続いてしまうと休刊という名の廃刊に追い込まれてしまいます。売れないかもしれないけれど、必要としている人が確実にいる特集は組みづらいのが商業誌です。
雑誌を続けるためには、毎号特集で売れたり売れなかったりするシステム自体を見直す必要があるわけで、そのためにはやはり年間購読という形がいいのかなと思いますね。「友の会」的な冊子です。
『手をつなぐ』が、まさにそれ。賛助会員となって年会費を支払うことで情報誌を入手できます。いわゆる商業誌の「売らんかな」主義に縛られずに情報を届けることができるわけです。
「在宅医療」は、商業誌では(失礼ながら、キャッチーではないので)売れない特集だと思います。でも読んでみると知らないことがいろいろあることに気づかされます。年間購読だからこそ手に入れられる情報です。
商業誌の編集者であった私が、頼まれたわけでもないのに商業誌でない情報誌をすすめています。商業誌時代にやりたくてもできなかった特集が組まれているからです。商業誌時代の悔しい思いが少しあるかもしれません。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。
筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力
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