トビラコへようこそ
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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
モンテッソーリ教育は、使われている教具がかわいいデザインで絵になることから教具だけが注目されがちです。
でもモンテッソーリ教育の本質は、子どもが「手を使うこと」であり「自己選択」できることであり、「自主的に動ける」ことです。必ずしも決まりきった教具を使う必要はありません。
偉そうに言っておりますが、昨日、モンテッソーリの教室を主宰している先生を取材して知ったことです。人の発達とは何かに触れた深いお話でした。
イタリア初の女医であるマリア・モンテッソーリは、障害のある子の施設で子どもたちが床に落ちたパンくずを拾い集めて手でこねている姿を見ながら「子どもは手を動かすことが好きであり、手を動かすことで成長する」ことに思い至りました。
手を動かす、それも自主的に。ここが大事な点だそうです。大人の指示に従わせることは、モンテッソーリ教育の理念に反しています。
モンテッソーリ教育は、五感の刺激もとても大事にします。人が成長する上で欠かせないからです。
先生が、強く推薦しているのが料理のお手伝いです。
料理は「手を使う」だけではなく、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚のすべてを使うからです。しかも達成感もあり、感謝もされます。
子どもに手伝ってもらうと時間がかかることもあります。でも、これも慣れです。子どもが料理を習得してくれると親が助かることもあり、家族のためにもなるのです。
時間がかかるかもしれないけれど、そこは親が少し我慢。
そうそう、モンテッソーリ教育の理念のひとつに「待つ」もありました。
障害のある子もない子もモンテッソーリ教育は全ての子に有効です。
わが子にもモンテッソーリ教育をとお考えになったかたに一言。可能なら講師がAMI国際モンテッソーリ教師の資格がある人の教室や著書がおすすめ。この人たちは表面的なものではなく、モンテッソーリの本質を伝える使命感をおもちです。いわゆるインスタ映えする教具だけが注目されることには疑問を持っている人たちでもあります。
トビラコ店主
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