お知らせ一覧

2023.12.16

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

「読み書き困難」と聞いて、うちの子はあてまるのかどうかを試す方法があります。
 
デジタル教科書の推進に努めているある先生にお聞きした話です。
 
知的障害はないけど、テストの点が極端に悪いという場合です。
 
1)持ち帰った答案用紙の問題文を読みあげて(代読)、子どもが「ああ、(この問題は)そういうことだったのか」と内容をそこで初めて理解し、解ける問題がたくさんあった場合、ディスレクシア(読字障害)の可能性があります。つまり、問題文を読むのに時間がかかりすぎて内容の理解や答えを考える時間がなかったことが考えられるからです。あるいは、問題文を誤読(飛ばし読みも含む)していたために、問題そのものを誤解していいて理解せずに解いたかも知れません。
 

2)漢字は読めて意味もわかるし、本を読むことは好きなのに、反復練習で漢字を覚えられない。その結果、漢字のテストの点が極端に悪いのは、ディスグラフィア(書字障害)の可能性がかなり高く、パソコンを使えば書字のハードルがなくなります。
 

ディスレクシア(読字障害)、ディスグラフィア(書字障害)の子は支援が必要です。担任に「うちの子は、読み(書き)に問題があるようなんです」と相談して、読み上げ機能を使えるデジタル教科書やパソコンを使わせてもらうなど相談してみてください。
 
ディスレクシア、ディスグラフィアも学習障害のひとつですが、支援してもらうのに診断書や福祉手帳は不要です。もし、担任と話してうまくいかない場合は、学校の常勤しているはずの「特別支援教育コーディネーター」もしくは校長先生。それがダメなら教育委員会へ申し出るとよいと思います。

 
2024年度4月1日から合理的配慮が義務化されます。公立の学校はすでに義務化されていますが、すべての事業者が義務化されるなかで、学校の義務化は加速するように思いますね。これまで以上に支援は受けやすくなるはずです。この話、朝の「ちょっとおしゃべり」では伝えきれないので、記事にしてきちんとお伝えするようにします。

 

学習障害についてはこちらが参考になります。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-004.html

 

 
 

トビラコ店主

 

********************************

すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
 
トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由 
 
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************