トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
学校で受ける合理的配慮に医師の診断書や福祉手帳は不要です。
特別支援のニーズが必要と認められた場合は、配慮をうけることができます。
たとえば聴覚過敏がある子のために椅子の脚に緩衝材をつけるのに診断書が不要なように、読み書き困難な子が音声教材やデジタル教科書を使うのにも診断書は必要ありません。
ところが、音声教材やデジタル教科書は医師の診断書が必要と思っている人が少なくないそうです。学校の先生であっても、です。
そもそも合理的配慮は、社会的な障壁を取り除くためのものです。
その人(子)にとっても障害は、環境や社会の側にあるから、「障害」となっているものをできるかぎり取り除きましょうというわけです。
先の例でいえば、聴覚過敏の子にとっては、椅子を引く音が「障害」となってその場にいるのがつらくなるのなら、その「障害」を取り除くよう緩衝材をつけましょうというのが合理的配慮。
音声教材やデジタル教科書も考え方は同じです。読みに困難があり、紙の教科書だと理解がすすまないなら、「紙に印刷されている」ことが障壁になっているわけで、デジタルに変えることで障壁が取り除きましょうというのが合理的配慮です。
文部科学省のホームページに掲載されている「合理的配慮」に例が掲載されています。
音声教材は、無償です。読みに困難がある場合、ぜひ活用してみてください。
読みに困難があるかどうかは、こちらを参考にすると分かりやすいと思います。
読むことの困難さチェックリスト
質問 1. 読んでも内容がわかっていない、理解できていないことがある
質問 2. 読み誤りがある(不正確な読みをする)
質問 3. 読むことに時間がかかる
質問 4. 文章を逐次読みをする(文字を一つ一つ拾って読んでしまう)
質問 5. 文章を勝手読みする(字を飛ばしたり足したりして、間違った読み方をしている)
質問 6. 特殊音節(みゃ、ぎゃ等)を読むことが苦手
質問 7. ひらがな、カタカナを読むことが苦手
質問 8. 漢字を読むことが苦手
質問 9. 単語の切れ目が分かりづらい
質問 10.字を読むと疲れる
質問 11.字が見えにくい
質問 12.ページめくり、抑え等の紙の教科書で必要な動作が苦手
音声教材の製作と提供をしているアクシスリーディング 読みの困難さチェックリストより
トビラコ店主
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