トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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「かそけき声に耳を傾けるのが我々の仕事」
言語聴覚士の中川信子さんのセミナーで聞いた発言です。おそらく若い言語聴覚士を意識しての発言だと思います。
普段はとてもおだやかでゆったりと話す中川さんにしては珍しく、この日は同業者を叱咤激励する場面がいくつかありました。たとえば、子どもの顔をろくにみずにマニュアル通りにすすめようとする言語聴覚士(え、こんな人がいるんだという驚きですが)、逆に保護者に一件寄り添っているように見えて専門家としての知見をはっきり伝えない言語聴覚士などなど。
かそけき声に耳を傾けて支援をした結果、相手から恨まれることもあるのが専門家だという中川さん。表面的なその場しのぎの「寄り添い言葉」は、自分が恨まれたくないだけなんだという、これまた厳しい発言でした。
支援の専門家というのは、その子の将来まで見据えて、時に保護者にとって耳の痛いことも言わなくてはなりません。
中川さんの専門家への発信は、我が子の支援を本当に考えてくれている人がどうか、見極め方を教えてくれる内容でもありました。
「かそけき声に耳を傾ける」は、決してその場限りの「優しさ」ではなく、その子(人)が本当に伝えたいことを聞き取り、その一方でよりよく生きられる道筋を示すことなんだと思います。
トビラコ店主
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