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「合理的配慮」は、障害児者が障害のない子(人)と平等な機会を与えられるよう「配慮」することです。2024年4月1日から全事業者に義務付けられます。
この「配慮」という言葉に抵抗を示している人はじつは多いんですよね。特別支援教育の関係者に多いです。
配慮というとどこか「施し」の匂いがします。配慮が必要な子(人)のように感じられます。
でも、特別支援教育に高い志を持って取り組んできた人たちは、「配慮」ではなく「環境調整」「便宜(筋の通った便宜)」「手立て」だと言います。そして、「合理的配慮」という言葉が生まれる前から、その子にあった環境や手立てをあたりまえのように提供してきたわけです。それを「配慮」と言われて抵抗を示すのはよくわかります。
さらに、筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生にいたっては、発達障害かどうかは関係なく、「必要な子に必要な手立て」を支援の旨としています。そして世の中がそのようになってくれることを願ってのことでもあるのでしょう。決して「配慮」を施すということではありません。
どの子、どの人にも同じような機会を与えられるべきであり、そのためにできることはするという、突き詰めれば、共に暮らす人間としてあたり前のことなんですよね。そこも含めて普及するといいなと思います。
合理的配慮という言葉が最終的にはなくなるのが一番いいわけです。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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