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2024.01.11

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

重度知的障害のわが子が大人になったら、どこか良い入所施設のお世話になりたいと考えている親は多いと思います。
 
でも良い施設はいま空きがありません。いつ空きが出るかわかりません。だから、子どもが小学生であっても今から申し込んでおこうという親もいます。さすがに、施設がそれを受け入れるかどうかまではわかりません。
 

ただ、「施設ありき」という考え方を改めなければならない時代がくると思います。国連が定めた「障害者権利条約」のひとつに「脱施設化」があります。日本は脱施設化後進国として、国連から勧告をうけています。障害を理由に施設に「分離」することは、「差別」だというのです。
 
インクルーシブ教育も同じ理由で、日本は国連から勧告をうけています。
 
通常学級から、障害のあるこを分離することが差別にあたるというわけです。
 
では、分離さえしないければ、それでいいのかというとそうではありません。変わるべきは、障害児者を排除しない社会であり、学校や学級です。そのための合理的配慮なのです。
 
なんだか、とても漢字が多くて硬い話になってしまいましたが、障害のある子を育てている人(本当は育てていない人も)は、この流れをある程度知っていた方がいいのかなと思います。
 
国連の勧告は、意外と力があります。日本が重い腰を上げるはずです。
 
なので、最初に話に戻すと、いまからわが子を(生涯にわたって)預ける施設を探してもあまり意味がないということです。
 

それよりは、地域で生きていくことを前提に考えた方がよさそうです。施設で支援をするのではなく、イメージとしては1対1の支援になるのではないでしょうか。おそらく今よりもいい時代になると思います。いい時代になると思いたいという気持ちもありますが。
 
このあたりの情報は、随時おしらせします。

 

 

トビラコ店主

 

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