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2024.01.18

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

障害のある子の子育て本に、ぜひ加えてほしいと思うのは「試行錯誤から学ぶ機会を奪わない」です。
 
「特性の理解」「特性を活かす」が主なテーマで、そこに「支援の仕方」が加わるのが障害児子育て本のメインではないでしょうか。あるいは支援がベースにあって、そのための特性の理解と活かし方かもしれません。
 
でも、「特性を活かす」「支援」といったときに、どこか対等でない匂いを感じるのです。良かれと思ってしたことが、子どもが試行錯誤しながら自分でつかむ(学ぶ)はずのものをつかめなくしていないでしょうか。
 
じつは、これ軽度知的障害の弟(子どもではなく大人ですが)に、私がしでかしてしまった失敗の話です。
 
弟は、片づけができなくて、部屋中が散らかっていて足の踏み場もありません。見かねた私がテキパキと片づけるのを手伝った結果、弟にとってはかえって使い勝手が悪くなってしまい、ものすごい勢いで弟に怒られてしまいました。
 
弟も私のいう通りにテキパキと動いたので問題ないと思いました。でも、弟は「やめてほしい」と言えなかったことが後からわかりました。人から見て、どんなに散らかっていても、どこに何があるかが頭に入ってい流わけで、そこを勝手に動かされるとどこに何があったのかがわからなくなってしまいます。私は大いに反省し、謝り倒しました。
 
散らかっていたからといって、食べる場所や寝る場所がないわけではありません。試行錯誤しながら、時間をかけてもいいから弟が納得しながら片づけられればそれでいいわけです。なんなら散らかったままでもいいのです。
 
私は、深く反省しつつつ、児童精神科医の佐々木正美さんがおっしゃっていた「子どもに頼まれたことだけすればいい」という言葉を思い出しました。私は親でないし、弟も子どもではありません。でも相手が自分よりも弱い立場だと思うと「頼まれないこと」も強引にやってしまいがちです。良かれと思っているからです。で、この「良かれ」は、思い上がりであり傲慢さから発している場合があります。相手を自分より下に見てる場合に、往々にしてやりがちなんですよね。
 
自分は頼まれもしないことをやっていないか、そして相手は望んでいないことをされているのに「いや」と言えないのではないか。常にこのことは頭の隅に、いや頭の真ん中あたりにしっかりと入れておいた方が良さそう、と自分に言い聞かせています。

 

 

 

トビラコ店主

 

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