トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
みんなの会話に参加できない子の中には、第一声が出づらい子がいるそうです。放課後等デイサービスの職員に聞いた話です。なんとなくわかるような気がしますね。会話に入っていくタイミングは意外と難しいものです。
第一声が出づらい理由のひとつは、急かされる(と思い込んでいる場合も)ことが挙げられると思います。第一声が出づらい子でも楽しめるのがトーキングゲームと、放デイの職員にお聞きしました。「急かさない」「最後まで相手の話を聞く」「からかわない」「できればうなずきながら聞く」というルールがあるからです。
なるほど、そのような使われ方もあったわけですね。
会話というのは、なんとなく暗黙の了解があります。このグループならここまで話していい、別のグループだとこの話題がふさわしくない、というように。でも、それはあくまで「暗黙」であって、明文化されているわけではありません。
さらに、その職員は続けます。発達障害の子の中には、ルールが決まっているから安心してゲームができるという子が少なくないそうです。
トーキングゲームは、もともとは心理カウンセリングの場で使われていました。でも、カウンセリングルームから飛び出して、カウンセラーでなくても使える「楽しめるゲーム」となった時にルールが定められました。それがそのまま「会話のルール」となっていったわけです。子どもが安心して話せるために、普段の親子の会話でも「最後まで聴く」「急かさない」は引き続き、守りたいルールかなと思います。
トビラコ店主
********************************
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************