tobiraco（トビラコ）

2024.02.08

トビラコへようこそ

　
～店先で、ちょこっとおしゃべり～

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

地域の親の会への入会をすすめる理由はいくつもありますが、入りたくない理由もいくつも思い浮かびます。

＜すすめる理由＞

地元の最新情報を入手できる。
地域の学校情報は、地元在住でわが子を通わせている（いた）人がリアルに詳しいと思います。特に、学校格差が大きい特別支援学級や通級指導教室は地元の人の情報が頼りになります。

地元の医療機関の情報を入手できる。

親の会の人から、こんなクリニックの話を聞きました。
待合室で待つのが苦手な子は、近くの駐車場に車を停めてその中で待っていることができ、順番が来たら看護師さんが玄関先で手を振ってくれるとか。そんなクリニックがあったら知りたいですよね。逆に、あそこはやめた方がいいよ、という情報も知っておくと嫌な思いをしなくてすみます。障害に理解があるかないか。頼りになるのは口コミです。

専門家の先生の話を直接聞ける（こともある）のもメリット。親の会の講演を断る専門家はあまりいないと思います。普段、直接、話を聞けない専門家の話も親の会なら可能になります。講演というほどでもなく、20人前後で公民館の畳の部屋での勉強会を開く親の会も。こじんまりとしていますが、専門家の先生にとっても保護者の生の声や、保護者が抱えている問題を知るいい機会になります。

先輩ママや同じ悩みを持つママに出会えて直接話せるのも大きいですよね。先輩ママがこの先のわが子の道標になってくれるかもしれません。そして愚痴を言いあえるのも大きなメリットです。「ねえ、ちょっと聞いてよ、うちの子がね」と、わが子のやらかしを聞いてもらえる相手がいるだけで気持ちがラクになれます。

入りたくない理由

先輩ママたちが牛耳っていそうで敷居が高い。なんとなく鬱陶しいという人もいるでしょう。わが子のことをあまり知られたくない。忙しくて会合に参加できない。そんなところでしょうか。

そもそも、信頼に足る親の会がどこにあるのかわからないという人もいるかもしれません。そんな時には、親の会の全国組織「全国手をつなぐ育成連合会」のホームページを覗いてみてください。知的障害児者や自閉症児者がメインになりますが、全国育成会に全国の支部が掲載されています。

全国手をつなぐ区政連合会は、たった3人の知的障害の子を持つ母親たちが立ち上げ、今や日本最大規模で、行政に提言するまでになりました。福祉関連は最新情報を手に入れることができます。

「依存先は多いほどいい」という熊谷晋一郎さんの教えにならって、親の会を依存先のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。