トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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手話を使う人たちには、「ろう文化」というものがあると言われて、正直あまりピンとはきませんでした。
でも、『ニューロダイバーシティの教科書 多様性尊重社会のキーワード』(村中直人著 金子書房)を読むと、なるほど手話を使ってコミュニケーションをとる人たちは、手話ゆえの文化があることに気づきます。
大多数の人は、言葉を耳で聞き、声で伝えています。でも手話は、それをしません。言葉を見える化して伝えあいます。
だからというわけではないのでしょうが、曖昧な表現があまりなく、丁寧語、尊敬語、謙譲語もないそうです。音声による言葉だと、日本語の場合は尊敬語や謙譲語が存在し、「お(御)」や「ご(御)」をつけ、やたら「〇〇させていただく」と言ったりします。そうしないと「失礼なやつ」に聞こえてしまうかもしれないという懸念もあるでしょう。また相手によって動詞が変わる場合も。「食べる」→「召し上がる」、「来る」→「お見えになる」「会う」→「お目にかかる」などというように。
でも手話にはそれがないからなのか、フランクな人間関係を好む人が多いそうです。表情も豊かです。
聞こえないとさぞかし不便だったり、危険だったりするのではないかと、聞こえる側の人間は思いがちです。でも、そうではなく、手話を駆使する人たちは独特の文化圏にいるわけです。「障害」を考えるうえで、深い話だと思いました。
本書は、発達障害をこれまでとは全く違った視点で捉えています。ろう文化は「発達障害」がある人の文化の象徴として書かれていて、読み進めるのが楽しみな本です。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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