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ジョブコーチという仕事をご存知でしょうか。
就労の支援のひとつですが、障害のある人の雇用現場まで出向いて、ジョブ(仕事)のコーチをしてくれる人です。
障害のある人の就労は、受け入れる職場の問題でもあります。これまで障害児者とまったく縁のない世界で暮らしてきた人は、障害のある人にどう接していいのかわかりません。
フレンドリーなつもりが思わぬところで相手の傷つけたり、そのつもりはなくても差別ととられてしまうこともあります。といって腫れ物に触るようであってもうまくいきません。
そこもジョブコーチの仕事で、障害のある人とない人が同じ職場でうまく働けるようにアドバイスをします。そして、最後には、ジョブコーチがいなくても大丈夫な環境づくりをして去っていくのです。
ジョブコーチというのは、てっきり障害のある人に職場での仕事のあれこれを教えるのだとばかり思っていました。それももちろん大事な仕事ですが、障害のある人を受け入れる職場の人たちにもアドバイスすることは知りませんでした。
職場で役立つソーシャルスキルトレーニングも必要かもしれません。でもこれは障害のある人にだけ変わることを求めています。職場は双方向です。障害のある人とない人が(できれば)対等に仕事をしていくためには、受け入れる側も変わらなくてはなりません。この両者の橋渡しを担うのがジョブコーチです。
私は、小さい頃から障害児者がまわりにいる環境で育ちました。いわゆる「きょうだい児」でもあります。なので障害児者は慣れています。でも、一度も障害のある子や人に接したことがなければ、どうしていいのかわからないでしょう。だからこそのジョブコーチなわけです。
でも、本当は小さい頃から、障害のある子が近くにいる環境が望ましいのですよね。それがインクルーシブ社会だと思います。
トビラコ店主
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