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2024.03.03

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

ASDとてんかんは併存するケースが多いと思うのですが、あまり話題になりません。
 
宇佐川研(発達障害臨床研究会)の今朝のポストに、そのことが書かれていました。そして興味を惹かれたのが、次の一文
 
急な癇癪などが多い場合はお医者さんに相談してほしい。
 
じつは、軽度知的障害で発達障害の特性(こだわり、予定変更によるパニック)が強い弟は、4歳ごろてんかんを発症し、大発作も起こして救急車で運ばれたこともあります。その後、てんかん発作防止のための薬を長らく(おそらく17歳頃まで)服用していました。
 
そして、先の一文にあるように「急な癇癪」がありました。癇癪は、単なる「わがまま」と当時の私たち家族は考えていました。母も周りから「過保護にするから」と言われていましたね。
 
でも、今となっては、はっきりと違うと思えます。癇癪は脳の何からの不具合によるものだったのです。
 
癇癪を起こしている時には、本当に手がつけられませんでした。でも、癇癪が起きていない時にはとても優しくて穏やかなのです。同じ人物とは思えないくらいです。
 
大人になってもそうです。癇癪を起こすと人が変わったように荒れまくります。さすがに他人にそれはないようですが。
 
癇癪とその人(子)の性格は関係ありません。癇癪を起こされている時には、そうは感じないかもしれません。こちらもとても嫌な思いをします。でも脳の中で嵐が吹き荒れているくらいに受け止めた方が良いと思います。
 
そしてできれば癇癪を起こさないで済むような配慮も必要だと思います。
 
例えば、予定を立てても変更があるかもしれないことをあらかじめて伝えておくとかですね。
 
何からの手立てをこちらが持つようにすると、お互いに楽です。
 
宇佐川研は、発達障害の世界では老舗の研究会です。私も随分と勉強させていただきました。ご興味のある方、Xでのフォローを。
 
その宇佐川研が紹介していたのがこちら。
てんかんと発達障害(国立精神・神経医療研究センター)

 

 

 

トビラコ店主

 

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