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2024.03.04

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

「子どもをほめて伸ばす」の本当の目的をご存知でしょうか?
 
昨日、遅ればせながら言語聴覚士の中川信子さんが主宰する「そらともプロジェクト」の見逃し配信で知りました。講師は女満別小学校の通級指導教室の高川康先生です。この先生が、本当に素晴らしかった。
 
「子どもをほめて伸ばす」本当の目的は、「大人のポジティブな見方を増やす」だそうです。
 
子どものいいところを見つけられない時は、子どもに問題があるというよりも、じつは子どもを見る目がポジティブになっていないということなんですね。
 
この辺りの話はほんの序の口。
 
有料のセミナーなのであまり本題に触れることはできませんが、ほんのさわりだけ。
 
週1回の通級指導で効果があるかという疑問に対して、高川先生は「あまりない!」かもしれないけれど「やりたいを育てられる!」と語ります。
 
なるほど、と目から鱗でした。確かに週1回で効果はどうなの? と思うかもしれませんです。でも、育てたいのはなんでしょうか?
 
通級指導教室は、子どもの自立活動を支援することが目的です。自立活動とは、子どもが自ら「やりたい」と思えることも含まれるでしょう。
 
仮に毎日通級指導教室で通っていたとして(ありえませんが)、「やりたくないことをやらされている」のでは、自立活動になりません。
 
「やりたい」を育てる。これは気づきませんでした。
 

あと、先生は、やはり親の会への参加をすすめていましたね。今、悩んでいることは、かつて先輩親が通ってきた道。先輩母は「あの時、苦手なことを無理させなくて良かった」「子どもにとっての時期がある」ということをさらりと話してくれたりするのだといいます。
 
苦手なことを無理やりさせられて潰れる子はいます。でも、苦手なことは「今は時期時じゃない」とスルーして、何の問題もありません。でも、このことが不安の渦中にいる親にはわからないんですよね。そんな時、経験者である先輩親が先を照らしてくれる。そんな話を高川先生は教えてくれました。
 
高川先生の本題である「ことばの教室」にご興味にある方は、こちら。私も買ってみるつもりです。
クイズで学ぶ ことばの教室 基本の「キ」』(高川康著 学苑社 2017)

 

 

 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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