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2024.03.22

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

教科書をまるごと読み上げてくれる「音声教材」は、読みに困難を抱えている子のために開発されました。
 
タブレットやパソコンの端末機器を使うため、読み上げだけではなくさまざまなことができます。
 
文字の拡大、行間の調整、文字色を変える、背景の色を変えるなどなど読みやすさのためのあらゆる機能を備わっています。
 
Xを通して、多くの人に知っていただこうと繰り返しポストしていたら、意外な方面から音声教材を推奨する方がいました。
 
聞こえにくい子にも良いというのです。この視点はなかった、と意表をつかれました。
 
聞こえにくい子は、先生が読んでいる箇所がわからなくなることがあるそうです。音声教材は、読んでいる箇所をマーカーの色で示すことができます(ハイライト機能)。
 
黙読よりも音読の方が、脳のさまざまな領域を使うので頭に入るそうです。でもどこを読んでいるかわからないと、みんなでの音読についていけません。その点、ハイライト機能があるととても安心して音読に参加できます。
 
音声教材は、ディスレクシア(読字障害)に限定し、読み書き困難に詳しい6つの団体に文科省が委託して開発された教科書です。
 
ディスレクシア限定なので、聞こえの困難は難しいかもしれないという懸念があります。で、あるならデジタル教科書という手がありますよね。デジタル教科書は音声教材の機能以上にさまざまな機能が搭載されています。ただ、デジタル教科書の使用は、音声教材よりもハードルが高く、この点も心配ではあります。でも、理解のある先生であれば可能でしょう。
 
どのような子にも教科書での学習の機会は公平に与えられるべきで、その中に聞こえに課題がある子も含まれるべきですよね。
 
音声教材全体については、音声教材の牽引役であり開発者でもある東大先端研の近藤武夫先生に詳しく聞いてた記事を、小学館子育てサイトHugKumに掲載しています。

ディスレクシアの子をサポートする音声教材のいま。読み上げ、文字の拡大、書体の変更…教科書をまるごと音声化して「読み」に困難のある子を救ってくれる

 

 

 

 

 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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