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学校の先生が知りたいことと、保護者が伝えたいことが必ずしも一致しないことがあります。
知りたいことと、伝えたいことが噛み合わないと、支援はうまくいかないでしょう。よき先生なら保護者のよき聞き手になってくれるので、あまり行き違いはないように思います。
先生が知りたいことのひとつに「家庭での様子」「家庭ではどうしているか」といった「家庭情報」があります。家庭での様子を知りたがる先生は、いい先生の目安のひとつです。その子を理解しようとしているからです。
でも、家庭での様子を聞かない、聞く機会や時間がない場合、両者はすれ違いになってしまいます。保護者にしてみれば「先生は、うちの子を理解してくれない」になり、先生にしてみれば「あの、保護者は要注意」みたいになりかねません。
例えば、パニックや癇癪をよく起こす子の場合。「家庭ではこうしています」情報が役立ちます。
怒りの感情を爆発させる予兆があるのか、それとも突然怒り出すのか。予兆があるとしたら、それはどのようなものなのか。突然爆発する怒りは何かきっかけがあるのか。家庭でどのようにしているのか。学校なので家庭と同じようにできなかったとしても、情報があれば先生は心の準備ができます。まわりの子との無用なトラブルを避けることができるかもしれません。感情のコントロールは、一筋縄ではいかず、そのことだけでも先生に知っておいたいただきたいですよね。
以上は、筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生にお聞きしたことです。参考にしていただければ幸いです。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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