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2024.04.18

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

口で言って伝わらない時には、「見える化」で解決することがあります。
 
たとえば、何度注意しても、子どもがテレビ画面の前に陣取っているとき。「離れて見ないと、目が悪くなるよ」と注意してすぐに聞く子は少ないでしょう。大抵は親の注意は右から左です。
 
考えてみれば「離れて見なさい」の「離れて」が曖昧です。どのくらい離れたらいいのでしょうか。注意している側は、大体1メートルくらいと思っていても、聞く側には伝わりません。
 
そこで「見える化」です。「ここより前で見ない」という「ここ」の目印を床に貼っておきます。目印に便利なのが「養生テープ」(幅広の貼って剥がせるテープ)です。養生テープを貼って「ここまでライン」とします。できれば養生テープに「ここより前に出るな」とか「ここに足をのせる」とか書いてあるとより効果的。
 
これ、何かに似ているなあと思ったら、駅の白線です。アナウンスで「電車が来ます、離れてお待ちください」とだけ言われても、どのくらい離れていいのかわかりません。でも「白線の内側にお下がりください」という目印があると、どこまで下がったらいいのかがわかります。アナウンスがなくても白線(今は黄色の点字など)の内側に下がりますよね。
 
見える化は、何も特別なことではなくて環境に溶け込みすぎていて気づかないだけです。公共の場こそ「曖昧な言葉」は混乱を招きます。このため「見える化」されているものがたくさんあります。矢印を使った表示とか、足形マークとか。家庭でも活かせるものがありそうですよね。

 

 

トビラコ店主

 

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