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就学先を通常級にするか支援級にするか。知的障害が軽かったり境界知能あたりの子どもの保護者にとって、とても悩ましい問題です。そんな方におすすめなのが、こちらの記事です。
「みんなと一緒に通わせたい」…知的障害がある子を普通学級にするか支援学級にするか判断するときにまず考えたいこと
知的障害と発達障害の子を30年以上にわたってみてきた本田秀夫先生ならではの考察。この記事にも書かれていますが、「(通わせる)目的は何か」をはっきりさせるとことが大事です。
つい先日、特別支援学校や学級の先生たちの勉強会に参加しました。先生たちがご自分の実践(うまくいったケース、いかなかったケース)を報告しながら、共有する会です。実りのある交流会でした。
勉強会での結論は、「その実践の目的をはっきりさせる」ということ。
とかく、実践というと方法論ばかりに目が向けられます。プリントを1枚やらせる。みんなでゲームをするなど。でもそれらの実践(授業)には、目的があります。プリントやゲームは目的ではなく方法論なわけです。目的をはっきりさせないまま、方法論の良し悪しを論じてもあまり意味がありません。
通常級、支援級はいわば方法であり手段であって、目的ではありません。なんのために子どもをそこに通わせるかが大事です。
ちなみに、特別支援教育の目的ははっきりしていて「自立と社会参加」です。通常級か支援級かの前に、その学級でわが子が自立や社会参加にできる力がつくかどうかを考えると良いと思います。
本田先生は記事の中でとてもうまい例え話をしてました。境界知能(あるいは軽度の知的障害)の子が通常級で勉強するということは、車椅子の子に体育の授業に参加しろと言っているようなものだ、と。
迷っている方、ぜひ記事をご一読ください。
トビラコ店主
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