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2024.05.08

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 
授業中に子どもが席を立ち歩く理由はさまざまです。
 
じっと静かに座っていることが苦痛で、刺激を求めて立ち歩いてしまう子もいるそうです。
たしかに、刺激を求める特性がある子にとって、6時間も椅子にじっと座っているのは苦痛でしょう。
 
そこで、椅子に座ったまま刺激を得ることができることができるようにと考案されたのが「ふみおくん」です。
 
鎖状になった太いゴムを椅子の前脚の左右に渡し、ゴムの上に足を乗せます。ゴムを足でふみふみするので「ふみおくん」です。ふみふみしなくても、足にゴムを絡ませるなど子どもによって刺激を求めるスタイルはいろいろ。
 
「ふみおくん」は放デイの保護者に教えてもらいました。学校でも使われているのかを確かめるために特別支援学級を巡回している先生にも聞いたところ、やはり「ふみおくん」を巡回先の学校にすすめているそうです。
 
ふみおくんは、専門的には「固有感覚に刺激入力できるのがいい」のだとか。専門的な話をものすごく簡単に意訳すると、体を動かしている感覚(=刺激)を実感できることで落ち着くということだと思います。
 
貧乏ゆすりもやはり体に刺激を与えることで落ち着くのだそうです。
 
感覚に刺激を与えるツールはセンサリーツールと呼ばれていて、最近かなり知られるようになりました。ただ、センサリーツールには音が出るものや光るものなどもあって教室では使得るものは少ないのではないかと思います。その点、ふみおくんは音も光もなく、使っていることが目立たないので教室向きのセンサリーツールです。
 
余談ですが、先ほどの巡回相談の先生の話では、発達障害あるなしに関係なく、今の子が6時間ずっと椅子に座っているの無理ではないかと話していましたね。ちなみにその先生は学習支援の塾でも教えています。その塾には私も伺ったことがありますが、椅子が実に個性的。ゆらゆr揺れる椅子だったり、バランスボールを椅子にしていたり。ふみおくんを使っている子もいたのですが、ふむ力が強すぎでゴムが切れてしまったそうです。

 
 

トビラコ店主

 

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