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発達障害&知的障害の子を持つママの漫画やブログは山ほどあります。私も、仕事柄、時々目を通していましたが、最近のヒットは、ほぺろうの自閉症マンガのブログを書いている、ぼさ子さんの漫画&ブログ。
小学館の子育てサイトHugKumにも掲載されていて、最新の公開は
止まない癇癪、矛先はお母さん。ある日、感情のコントロールを失ってしまう【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《12》
きれいごとじゃなくて、かなり本音で書いているところに共感が持てました。よかったら1話から読んでみてください。
わが子に障害があると認めたくないし、虐待に近いことをしてハッと我に返って自己嫌悪に陥ったり、わが子とあっちの世界にいけたらどんなにラクになるだろうという思いが頭をかすめたり、夫の無理解に苦しんだり。このようなことが赤裸々に漫画になって語られています。
重度の知的障害をともなう自閉症の子の親の会の人たちの話を聞いていると、ほぼ、ぼさ子さんと同じです。
同じ境遇のママ向けに書かれていますが、保育士さん、幼稚園教諭、特別支援学校(学級)の先生たちにも読んでほしいと思いました。障害のある子を育てることの大変さがわかると思います。
もうひとつ。「障害受容」という言葉をわりと簡単に使ってしまう先生たちにも、この漫画を読んでほしい。
ある保育雑誌のお手伝いをした時のことです。その雑誌は発達障害の子の保育を取り上げているのですが、ある企画で障害受容できている保護者と、できていない保護者に分けて、保育士さんの対応について解説しようという案が持ち上がりました。ああ、これだから、障害児ママたちから「障害児育てたことない人(保育士さん)に言われたくない」と陰口を叩かれてしまうのです。
障害受容できているかどうか、どうやって見分けるのでしょうか。受容できているように見えても、その人の心の奥まではわかりません。受容できる日もあれば、できない日もあって、それがおそらく一生続くのだと思います。だから、わけることはできないのです。そもそも、親が子どもの障害を受容しなければならない義務なんてありません。養育の義務はあっても、障害を受容する義務はないのです。
ぼさ子さんの漫画、最近の私の推しです。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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