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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
文房具総選挙2024の結果発表となりました。
この中で、「キッズの勉強がはかどる文房具部門」は、残り時間を見える化したタイマーが1位。そのほかにも経過時間を見える化したタイマーも選ばれています。耳栓もあります。
『発達障害の子のためのすごい道具』(安部博志著 小学館 2017)を編集した2016年には、こんなにも何かに特化した文房具はなかったような気がしますが、ここ5、6年での多様化が一気に進んだのかなと思います。良きことですよね。
本書を発売した時には「タイムタイマー」を知らない人が多くて驚かれました。じつは、私も知らなくて著者の安部先生が「自閉症の子の中には、残り時間の感覚がつかめない子が多くて、『いきなり終わるから、頭にくるんだよね』とパニックになる子がいるよ」と教えていただき、衝撃を受けました。そんなこともあり、安部先生の一押しでタイムタイマーを取り上げました。
「タイムタイマー」を、目にしたことがある人が多いと思いますが、残り時間が赤の分量で示される時計型のタイマーです。タイムタイマーとは会社の名前。タイムタイマー社で作っていて、残り時間を赤で示すあの形は特許があるため同じものを他社では作れません。
そこで、各社工夫したわけです。1位に輝いたのはキングジムのビジュアルバータイマー。棒状のタイマーで、残り時間の量が見える化されています。さすがです。ほかにも経過時間を見える化したタイマーもあります。ソニックの集中耳栓も受賞していました。わざわざ合理的配慮でなんて持ち出すまでもなく、耳栓をつけるのがあたり前になるといいですよね。
他の部門でも、定規やらノートやら、これはというものがたくさんあります。よかったら、覗いてみてください。
ノミネートされた、こちらの文房具総選挙2024https://getnavi.jp/features/bunbougu-senkyo/もおもしろいですよ。
トビラコ店主
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すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
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