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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
教育新聞にて連載が始まりました。その「困った!」教材・教具で解決できるかもというタイトルで、毎回、教材・教具を1点(2点の場合も)取り上げていきます。1回目はご挨拶がわりにtobiracoの「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」を取り上げました。
1回目は無料で読めて、2回目以降から有料になるようです。
気がつけば、20年近く、教育雑誌、子育て雑誌、教育関連の単行本の編集をしてきました。いろいろな先生に出会って、学校現場もそれなりに見てきたわけですが、振り返るといい先生は教材をすごく大事に考えています。
教材づくりや教材選びは子どもをよく見ていないとできません。教材をいい加減に考えている先生は、教え方もいい加減だと思います。子どもに何を身につけてほしいのかという教える目的(目標)がはっきりしていると、その目的に沿った教材を作ったり選んだりできます。でも、教える目的がいい加減だと教材も選びもいい加減になってしまうと思うのです。
子どもに教えるべきことをいつも考えている先生は、なんでも教材にしてしまうことができます。私が一番驚いたのは、河原のさざれ石を拾ってきて、教卓に置き「これが、明治時代の国家だ」と子どもに説いた先生です。さざれ石は岩のように大きいものもあれば、小さいものもあります。教卓の小ぶりのさざれ石を指さし、さざれ石からこぼれ落ちる石(人)は非国民扱いされたと、明治国家のありようを教えたのでした。イメージしやすいですよね。
また教具選びが上手い先生もいました。縄跳びが苦手な子にジャンプのタイミングをつかめるようにとビニールホースを教具にしたのでした。その子に教えるべきは「飛ぶタイミング」ということがわかっていたので、重量感があって飛ぶタイミングを掴みやすいビニールホースを教具にしたわけです。
柔軟な発想と子どもをよく見る目、このふたつが教材づくりや教材教具選びには大事じゃないかと思います。
https://www.kyobun.co.jp/article/2024052807
トビラコ店主
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トビラコ店主が教育新聞に連載中
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