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「あったらいいな」というキャッチがありましたが、「作業療法士が校内で活躍」は、まさに「あったらいいな」です。
それがあったのです。学校内で子どもが学習のつまずきを相談できる「作業療法士の部屋」。岐阜県飛騨市の小・中学校の話です。作業療法士の集団NPO法人はびりす(岐阜県大垣市)の発案で実現しました。「はびりす」といえば、名著『みんなでつなぐ 読み書き支援プログラム フローチャートで分析、子どもに応じたオーダーメードの支援』(井川典克/監修
高畑脩平・奥津光佳・萩原広道・特定非営利活動法人はびりす/編著クリエイツかもがわ)でも知られています。
かねてより、はびりすの学校での活動は知っていましたが、昨日(6/18)の東京新聞夕刊一面で報じられていたので、なんだかうれしくなった次第。記事を読むと、はびりすの一人が、子どもたちにちょっとしたアドバイスをすると、とても学習しやすくなる例が書かれていました。
例えば、目がチカチカして、定規が使いづらいという子に透明の定規をすすめたところ、グッと見やすくなり勉強が捗(はかど)った話。担任の先生だと気づかないかもしれませんよね。
偶然ですが、同じ6/18の毎日新聞の夕刊一面は、感覚過敏の人のためのセンサリーマップの話。九州国立博物館のセンサリーマップの取り組みが取材されていました。
センサリーとは感覚。音、光、匂いなどの強い刺激があるエリアを示したのがセンサーマップ。感覚過敏のある人はセンサリーマップを手にすることで、苦手な刺激のある場所をあらかじめ知ることができ、イヤーマフやマスクをするなどの対策がとれます。センサリーマップは、国内の博物館に広がる動きがあるようです。
これまであまり知られていなかった、作業療法士の校内での活躍や、感覚過敏などマイナーな分野が偶然にも新聞2誌の一面トップというのが、なんだか時代の変化をちょこっと感じたのでした。
トビラコ店主
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