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発達障害の子に、お手伝いを。
これまで取材してきて、心ある先生がよくおっしゃっていたことです。でも、お手伝いは地味で、何か効果があるようにみえないので「療育」と考える人はいなかったかもしれません。
でも、言語聴覚士で社会福祉士の原哲也さんがズバリ「お手伝い療育」として、その効果を説得力をもって解説していました。
発達障害のある子どもがいきいき育つ「お手伝い療育」のすすめ。力加減が肝心の「おにぎりづくり」で創意工夫の経験と家族にふるまう喜びを学ぶ
記事では、自閉スペクトラムの子とADHDと特性別に、なぜお手伝いが良いかを解いています。
自閉スペクトラムの子にとって、お手伝いには以下の要素があるから取り組みやすいそうです。
活動内容が視覚化されて、やり方が決まっていて、ゴールがわかりやすい、何回も繰り返す。
たしかに。妹はかなり自閉傾向の強い知的障害者ですが、当てはまっています。洗濯物まわりのお手伝いが好きです。汚れたものは洗濯機へ、洗い上がったものはたたんでしまう。これがあたりまえのようにできます。たたみ方にこだわりがあるため時間がかかるのですが、でも目に見えるお手伝いですよね。
また、ADHDの子は「目標を立てて遂行する」実行機能に課題を抱えることが多いのですが、家族に伴走されながらのお手伝いで実行機能を使うよい経験になるそうです。
原さんの連載は以下です。5月から始まっていたのに気づきませんでした。よかったらご一読ください。
筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生もお手伝いを強くすすめているひとり。テーブルの配膳(メニューに合わせて食器を出したりカトラリーを揃えたり)、洗濯物干し(カラーピンチが特におすすめ。色別に家族のものをほし分けたりできるので。指先も使います)。
お手伝いは、人のために動くことが自然と身につくのも良いなと思います。
トビラコ店主
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トビラコ店主が教育新聞に連載中
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
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