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2024.07.21

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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きょうだい児といったときに、障害のある側の子の気持ちが語られないことにいつもモヤモヤしていました。その理由がこれなんだという記事を見つけたので、こちらでご紹介します。
 
障害がある弟の「満面の笑み」が教えてくれたこと、泉房穂が語る「本人の幸せは本人にしか決められない」理由
 
きょうだい児であり、今でいえばヤングケアラーだった泉房穂氏を、きょうだい児としてひきあいに出すのはフェアではないかもしれません。みんながこんなに強くいられないと思う人もいるかもしれません。でもこの記事で注目したいのは、「本人の幸せは本人にしか決められない」と、泉氏が気づいた点です。
 
障害のない人にとってあたりまえの「本人の幸せは本人にしか決められない」ことが、障害児者にとってあたりまえになっていないことは、もっと語られて良いと思います。
 
この話、Nothing about us Without us(私たちのことを、私たち抜きに決めないで)という障害者権利条約を思い起こさせます。
 
その子(人)のために、良かれと思ったことでも、本人がどう思っているかはわかりません。長年の「(あなたのために)良かれと思って」の支援は、「自分のことなのに、自分抜きでいつも決められる」になってしまっているかもしれないなと、きょうだい児の私も自覚せねばと思いました。
 
「あなたのため」の支援や子育てが、実は支援する側が「安心したいため」だけという場合も結構あるかもしれませんね。

 

トビラコ店主

 

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