トビラコへようこそ
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長期休み、わが子を性被害から守るために親ができること3点。
編集者時代に取材先の犯罪社会学者や支援者からお聞きしたことをまとめます。
1)出先のトイレに、ひとりで行かせない。
2)水着でかくれるところだけがプライベートゾーンじゃない。
3)異性の大人と二人きりにさせない。
1)出先のトイレにひとりで行かせない。
年齢関係なく、子どもが性犯罪にあっている場所は、圧倒的に公共のトイレです。
図書館や役所のトイレ、なじみのショッピングセンターであっても同じです。トイレは、誰でもが入ることができて、いったん中に入ると外からは見えません。犯罪者にとって格好の場所です。
親が同伴するか、子どもが異性なら外で待ちながら「〇〇(子どもの名)、ママ(パパ)、ここで待っているよ」と外から声をかけるようにします。性犯罪者が最も嫌がるのは親が近くにいること。「親が見張っている」ことをアピールすることが大事。
親と一緒に外出しない高学年にも教えておいてほしいです。友達とトイレに入るのもいいでしょう。混んだトイレは待たされるけど安全です。トイレでの性犯罪報道されないのは、あまり表面化しないからです。
2)水着でかくれるところだけがプライベートゾーンじゃない。
「水着でかくれるところは触らせない」。これよく、まことしかに言われます。では、水着でかくれない、太ももは? 耳は? 唇は? 顔は? 髪の毛は? どうなるのでしょうか。自分の体すべてがプライベートゾーンです。むやみに体を触らせてはいけないことを教えるべきではないでしょうか。
3)異性の大人と二人きりにさせない。
性加害の相手は、意外にも身近な人がほとんどだそうです。親戚の人であったり、近所のパトロールのおじさんであったり。知っている人だけに、被害にあったことは親には言いづらいのだと思います。対策としては、二人きりにさせないことではないでしょうか。
1)と関連してきますが、性犯罪は外からの目がない「密室」で起きます。部屋の中も、状況によっては密室になります。
子どもは性被害にあっても、親に言えないことがほとんどです。それだけに、大人が環境への気配りすることが必要ではないでしょうか。
子どもが性被害にあったことを訴えてきたら、必ず「よく言ってくれた」と受けて止めてほしいと思います。間違っても「あなたがぼんやりしているから」などと責めて、子どもが「自分が悪い」と思わせないようにしてくださいね。悪いのは、100%、子どもを餌食にする加害者です。
トビラコ店主
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