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ネットのゲームで遊ぶ時間やYouTubeを視聴する時間を、1日〇〇分と区切ってもうまくいかない理由は簡単です。
私たちは、ドラマや映画を見始めたら、最後まで観ます。これと同じ理屈なんですよね。YouTubeは1日〇〇分までと決めるのは、中身を知らないから言えるわけです。
『子どものたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう? 児童精神科医からみた子どもたちの「居場所」』(関正樹著 金子書房)に書かれていることの受け売りですが、ネットでの遊びは「時間で区切るな」について、なるほどなと思いました。
単調な作業は時間で区切ることができるかもしれません。でも自分の好きなことに没頭する場合は時間で区切ることは難しいでしょう。
話それますが、シュタイナー教育を実践している幼稚園は(学校も?)は、時間で区切らずにその子の興味に合わせて長い時間をとるそうです。これはシュタイナーの幼稚園に通わせているお母さんに聞いた話です。たとえば、お花の観察をして絵を描く子もいれば、花びらの枚数を数えて図鑑で調べる子もいて、ひとつの単元(という言い方がいいのかどうかわかりませんが)に3時間かけるそうです。
時間で区切るのではなく、中身単位で区切りをつけるほうが子どもは約束を守りやすいのではないでしょうか。「中身単位」でとなると大人の側も子どもが興味を持っているゲームはYouTubeを知っておく必要があるわけです。
ネットの世界の「ゲームの実況中継」だとか、私たちが子ども時代にはまるでなかった世界が、今の子どもたちを魅了しています。親が中身を知って子どもと決めたルールと、中身を知らずに一方的に決められたルールでは、その効力は全く違ったものになってくると思うのです。
トビラコ店主
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