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2024.08.16

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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知的障害者の支援をしている人から聞いた性の話をお伝えします。
 
その人は、家庭で気をつけて欲しいことをいくつかあげていました。その中でも、わりと無頓着なのが入浴だそうです。
 
たとえば、息子さんが入浴中に断りなく浴室の扉を開けて「石鹸まだある?」みたいなこと言っていないでしょうか?
 
あるいは、母親、姉、妹など異性の家族が入浴中に、息子さんは浴室の扉を開けて話しかけたりしていないでしょうか?
 
たとえ家族であっても、異性が服を着ていないことを想定される場面(浴室や更衣室)で、断りなく扉を開けることはダメと教える必要があるというのです。知的障害だから許されるのではなく、むしろ知的障害があるから、きちんと教える。というか、習慣づけることが大事と、その支援者は話していました。
 
では、入浴に介助や介助というほどでなくても手伝いが必要な場合、異性の親はどうするかです。これは別の人から聞いた話です。親が裸で介助するのはNG。裸で入浴介助しているヘルパーさんっていませんよね。それと同じことです。短パンとTシャツでもいいので、服を着て介助することだと聞いて、これもなるほどと思いました。
 
また、ある特別支援学校では子どもたちが思春期を迎える前(つまり異性の体に興味を持つ前)から、着替えは男女別にしているそうです。「異性の前で着替えをしない」を入学時から実行しています。「理屈抜きに、小さい時から習慣づけておくことが大事」と先生は話してくれました。
 
先生によると、異性にベタベタしないように幼稚園の時から教えたほうがいいとのこと。
 
幼稚園くらいの年齢の男の子が若い女の先生に「チュー」するのは、かわいかもしれません。周りからも「かわいい」と言われたりする。でも、これはやはりダメ。その子が小学生になって女の子にベタベタするかもしれません。そのままの状態で思春期になったら大変です。実際、そのような子を先生は見たことがあるといいます。
 
小さい頃に許されたことでも、ある程度の年齢になったら許されません。知的障害があってもなくても、です。これも立派な「性教育」だと思います。性教育というより「マナー」に近いかもしれませんね。
 
「ママがお風呂に入っている時には、ドア越しに話しかけてね。開けないでね」くらいのやんわりと、でもしっかりと教えられるといいのかなと思います。

 

トビラコ店主

 

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