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2024.08.19

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~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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前々から人からすすめられて、信頼できる人も推している本『保育者が知っておきたい 発達が気になる子の感覚統合』(木村順著 Gakken 2014)をようやく読み始めました。
 
発行は2014年と古いですが、版を重ねること17刷。今でもバリバリ現役の本です。というか、ようやく時代が本書に追いついてきたのかもしれません。
 
保育者向けではありますが、発達障害の子の様々な特性と、その特性の原因、遠因となるものを知る上でバイブル的な本ではないでしょうか。
 
この手の本は、文字ばかりの難しそうな内容になりがちですが(それが悪いとは思いませんが)、本書はイラストがふんだんに使われていて、イラストを見ただけでも理解できます。
 
例えば、「触覚防衛反応」。字面を見ただけでは、何のことか分かりません。でも、古代、生物(ヒトも含む)が目も耳も、もちろん手足も持っておらず、皮膚の感覚(触覚)だけが頼りだった頃の名残が「触覚防衛反応」。「触れる」「触れられる」ことへ極端は反応が起きてしまう特性です。これがイソギンチャクやヒトデのイラストでわかりやすく描かれているので、頭にスッと入ってきます。
 
著者の木村順さんは、作業療法士の大御所的存在。独自の視点でずっと感覚統合へのアプローチを療育に取り入れています。木村先生の療育で救われた子は数知れず。私も編集者時代に、初めて取材させていただいた発達障害の専門家でもあります。
 
ご本人は気さくで、とても熱い、早口でまくしたてるのですが、例が適切で、とても理解しやすいのです。その先生「特性」が本書に発揮されていると思いました。よかったら、ぜひご一読を。
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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