トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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tobiracoのような小さな小さなショップでも、時々商品開発の相談をされることがあります。
発達障害の子向けのアパレルだったりすることもあるのですが、前提が違うなあ、どこから説明すればいいのかなと迷ってしまうことが少なくありません。
私は専門家ではないから、わからないこともたくさんあります。でも、発達障害の子=不器用と思い込み、発達障害の子に着やすいデザインのものを教えてほしいと言わると困り果ててしまいます。漠然としすぎているからです。
そもそも、どこから、どんな情報を得ると「発達障害の子は不器用」になってしまうのでしょうか。中途半端なまた聞きで、発達性協調運動症=DCD(Developmental Coordination Disorder)は、すべての発達障害の子の特性と思い込んでいるのかな。
話変わって、先日、発達障害のあるわが子と同じような困り感のある子向けのアパレルを開発した人の話を聞きました。お子さんは自閉症、こだわりが強くて、靴下はかかとの部分がピタッと合わないと癇癪を起こす、服の裏表をよく間違える(ほら、具体的でしょ)のだそうです。そこで、靴下はかかとがないもの、服は裏表がないデザインのカットソーを、その人は開発しました。これなら、障害があるなしにかかわらず、誰でもが履きやすく、着やすいですよね。
つくづく、個人の困り感からスタートしたものは強いなと思いました。個人の困り感が、多くの人の困り感を解消し、特に困っていなくても「あ、これ、着やすくていいね」と広がっていく流れが見えてきます。スタートは個人の思いなんですよね、漠然とした発達障害の子向けというのではなくて。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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