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これはお伝えせねばと思いつつ保管していたのが、「良い療育の見極め方」です。
『良い療育の見極め方』
発達支援の分野は情報洪水となっています。
保護者からしたら、みんな良いことを言っているので、なるほど、そうかと思ってしまいます。
でもさすがにちょっと、と思う内容が多いのも事実。
そこで、本当に成果が得られるか簡単な見極め方があります。…
— 宇佐川研(発達障害臨床研究会) (@usagawaken) September 13, 2024
宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、療育に関わる人(特別支援の教師や保育士も含む)や保護者たちに向けた研修会を行なっています。日本の療育の礎を築いたひとり、淑徳大学教授の宇佐川浩(故人)氏の教えや実践を受け継いだ研究会です。
私も何度か研修会に参加したことがあります。私が参加した頃は、作業療法士の木村順(こちらも療育の草分け)さんが講師を務めていることが多かったのですが、今は療育の各分野で信頼のおける講師を招いての研修会です。
その宇佐川研が教える「良い療育の見分け方」。これは覚えておくと良いかもしれません。
知識だけあっても、実績を伴っていないと厳しいということですよね。親は、たいていは自分の子どもしか見ていませんが、療育の専門家はたくさんの子どもの成長過程をみています。知識×実績×数=見立てになるのだと思います。
知識だけだと、わりとそれらしい立派なことも言えるかもしれません。でも、あたりまえですが、子どもはひとりひとり違うわけで、そこで見立てるには、やはり実績であり数なんだと思います。
それと、わからないことは「わからない」と言える謙虚で誠実な態度も大事ですね。医者は自分がわかる範囲のことしか言いません。わからないことは、わからないとはっきり言います。責任が伴いますからね。でも、療育には責任が伴わないからか、できないこと、わからないことでも無責任に請け負ってしまうことがあるのだな、宇佐川研のポストを見て、ちょっと驚いています。
無理なのに「できるようになる」と安請け合いしてして、うまくいかないと子どものせいにされてはたまらないですよね。「できなかった」という気持ちを子どもに抱かせないのも療育の基本だと思うのですが。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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