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2024.10.07

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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ある親の会で、合理的配慮についてアンケートをとったところ、断られた理由の1位が「前例がない」だそうです。
 
逆説的ですが、むしろ「前例がない」からのこその合理的配慮という点が、あまり理解されていないのかもしれませんね。合理的配慮は、障害児者(もしくは保護者や支援者)が申し出て、申し出を受けた側と「話し合い(建設的対話)」で決めるのがルール。前例があれば、それを踏襲すれば良いだけですが、前例がないから話し合うわけです。
 
障害の特性をどうカバーすれば、障害のない子と同じ学習の機会を得ることができるのかを話し合います。
 
というと、なんだか固い話のように聞こえますが、「うちの子、書字障害で板書を書き写すのがついていけないから、板書を撮影したいです」とか「うちの子、聴覚過敏で体育館の反響音があると気持ちが落ち着かなくなるから、イヤーマフを使用したいです」とか、そんな感じです。
 
診断書や障害者手帳はなくてもいいのですが、障害の特性があることが前提です。それだけに、先生や学校の障害の特性を理解の度合いに左右されてしまうかもしれません。
 
合理的配慮は、障害者差別解消法に明記されている法律です。先生や学校が、障害のある子のために「特別」に「配慮」を施すと思われている節があり、だから「前例がない」となってしまうのでしょうか。
 
うまくいかなかったら、教育委員会に相談。それでもダメなら、障害者差別に関する相談窓口「つなぐ」(内閣府)のホームページからアクセスしてみてください。

 
 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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