トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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人間の全身には「感覚」というセンサーが、張り巡らされています。
感覚というと「熱い」「寒い」「痛い」「痒い」など体の外側からの入る刺激を感知したり、「甘い」「苦い」「辛い」というような舌が感知したりするイメージかもしれません。
でも、「感覚」はそれだけではありません。
たとえば、体がフラフラする、体が傾いていると感じるのも「感覚」。「前庭覚」(ぜんていかく)と呼ばれ、耳の奥の三半規管を通して伝わる感覚です。前庭覚の働きで、私たちは傾いた体を正そうとしたり、転ばないように体勢を整えたります。もし、前庭覚が働いていなかったら、姿勢を正すことができなかったり、転んでしまったりします。
そしてもうひとつ。傾いた体を正すために筋肉を動かしています。筋肉で姿勢を調整しているわけですが、この筋肉の動きを感じるのが「固有覚」(こゆうかく)と呼ばれる感覚です。あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、前庭覚と固有覚はセットで語られることの多い感覚です。
このふたつの感覚を意識しながら遊べる道具として、バランス迷路ボードを、昨日から発売しています。
グラグラのボードに足を乗せてバランスをとりながら、ボードのボールを迷路のゴールに入れる遊びです。実際に、試してみました。ボールをゴールに入れることに集中するうちに、自然とバランスをとるようになり、筋肉を微妙に動かしていることに気づきます。
バランス迷路ボードは、親子で遊べます。むしろ、親の方が真剣になるかもしれません。私も試しましたが、バランス感覚のよろしくない自分に気づかされました。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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