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2024.10.18

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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積み木タイプのブロックで船や家を作って遊びました。
 
レゴブロックよりもやや大きめの、積み木に近いブロックです。お手本を見ながら作ったのですが、これが意外と難しいんですよね。私は空間認知の力がかなり乏しいので苦労しました。
 
ただ、ブロックや積み木遊びがずっと受け継がれてきたのはわかります。単純な形を手を使ってつなぎ合わせて、船や家の形が出来上がった時の達成感は大きく、手と脳はダイレクトにつながっていると感じました。
 
作りながら思い出したのは、「手を使って学べ」と力説していた中学受験塾の講師。私が編集者時代に、取材でとてもお世話になりました。難関中学にたくさんの子どもたちを送り込むことで知られ、口コミであれよあれよという間に塾が大きくなりました。
 
中学受験の難関は算数です。学校の授業だけ受けていたのではとても太刀打ちできず、だからこそみんな算数に強い塾に通うわけです。
 
算数の中でも悩ましいのは図形の問題。講師によると、図形の基本は形に「触る」ことだそうです。パズルであったり、積み木であったり。形を触って組み合わせて別の形をつくっていく。教育雑誌の編集者だった私は、この基本を徹底すべく、講師考案の付録もたくさん作りました。
 
いまさら、図形に強くなろうとは思いませんが、手を使ってブロックを触りながら組み立てていると、なんだか、これまであまり使われていなかった脳の部位が活性化されたような気がします。
 
当時は、気づかなかったのですが、思い返すと講師の手法や考え方は、特別支援教育にかなり近いものがあったように思います。講師は、脳の最新情報を常に仕入れていました。そして、脳科学の観点から勉強のパフォーマンスがあがるのは子どもたちがリラックスしている時だとして、授業中はお菓子を食べたり飲み物を飲んだりしていいことになっていました。リラックス効果があるとして静かに音楽を流してもいましたね。
 
子どもたちの脳の仕組みを意識しながらの授業という点が、特別支援教育と共通したものがあったのかもしれません。
 

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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