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2024.10.23

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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これからご紹介する本は、きっと一部の人にしか届かないだろうと思い、こちらでご案内する次第です。
 

というのは、書店で販売されておらず、Amazonでもまだ販売していません。

その本とは、『あたらしいほうりつの本 最新版 説明とイラストでよくわかる 障害のある人が使える支援』(又村あおい著 一般社団法人全国手を繋ぐ育成会連合会 2024)です。

障害のある人が受けられる福祉サービスや医療費の補助制度、年金やお金に関することなどが、とてもわかりやすく書かれています。

どうわかりやすいかというと、

1.すべてにルビがふられている。
2.平易なことばで短くわかりやすく書かれている。
3.それでいて、そのサービスや制度の本質がわかる。
4.制度の現状と今後の流れもわかりやすく書かれている。

と、まあ、書き出すとキリがないのですが、著者は福祉の世界にこの人ありといわれる、又村あおいさん(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会理事、内閣府障害者差別解消アドバイザー等)です。

本書は知的障害のある人が読むことを想定して作られています。この点に志の高さを感じます。

知的障害のある人が、自分のことを自分で決められることをめざした、このような本、他に知りません。この本自体が、知的障害のある人の意思決定の支援になっているわけです。

そして知的障害の人にわかりやすい本は、すべての人にわかりやすく、私も勉強になりました。

ただ、最初に申し上げたように、書店やAmazonで入手することができず、版元である、全国手をつなぐ育成会連合会に直接申し込むというひと手間かかります。

お申し込みはこちらです。
↓ ↓ ↓
育成会の本

ちょっとめんどうかもしれません。ワンクリックでなんでも買える時代、私たちは「買いやすさ」という過剰なサービスに慣れすぎてしまっていて、良書だけど「買いにくい」本の入手をめんどうと感じるようになったしまったのかもしれませんね。情報の格差が生まれる一因は、この辺りにもあるかもしれません。自分にとって役立つ情報は、向こうから「さあ、どうぞ」と来てくれたりはしません。

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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