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合理的配慮は、学校や学校設置者(教育員会)との約束ですよ、という投稿をXにしたところ、認定NPO法人エッジさんが次のような引用リプライしてくれました。
担任が変わってふりだしに戻ってまた調整…という
保護者の声は少なくありません(本当にお疲れ様です)。「理解ある担任による配慮」でなく、「次の担任にも引き継ぎつつ、本人の希望と成長に応じて再調整する配慮」であるよう、働きかけていきましょう。ご紹介内容、記事とても参考になりました https://t.co/D9g0ipNO27— 認定NPO法人エッジ (@NPOedge) October 29, 2024
認定NPO法人エッジさんは、ディスレクシア支援の老舗NPO法人です。ディスレクシアが世の中に知られていない時代から活動しています。
担任が変わると、また振り出しに戻る。その度には親子が疲弊する。この話は、何度聞いたことでしょうか。
かつて、「学級王国」と呼ばれていた時代があり、その学級に王様として君臨するのは担任であり、すべての実権は王様である担任が握っている。ちょっと大げさですが、そんな時代の名残が学校のあちこちあるのではないでしょうか。
担任の先生は、その子にとっての通過点でしかありません。担任にふりまわされることなく、わが子にとっての最善の利益を親としては考えるべきだと思います。
といって、先生を敵にまわすのではなく、うまくコミュニケーションをとりながら、でも毅然とするって難しいですよね。
うまくいっている先輩ママの話を聞くと、これ、テクニックになってしまうのですが、先生と向き合わずに横に立つなり、座るなりしてフレンドリーに話すことだそうです。
そして、配慮が決まったら、「先生、指導計画書にも書いていただけるんですよね。みせてもらってもいいですか」とあくまでフレンドリーにいいながら、コピーをとらせてもらったり、スマホで撮影したりして「証拠を残す」わけです。ああ、これもちょっと高度な気がします。
あと、これもまたテクニックになりますが、父親も同席してもらうことです。教育雑誌の編集者として10年余り、取材する中で先生たちから「父親に同席されると、重みが違う」という、腹立たしい話は耳にしています。なので、あまり言いたくないのですが、効果があることは確かなようです。学級王国といい、父親同席の件といい、書きながら思うのは、学校というところはつくづく保守的だということです。
担任が、あまりに理解がないときには、管理職、校長、教育委員会と順に話していきます。それでも難しければ、こちらの内閣府の窓口へ。合理的配慮についても教えてくれるはずです。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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