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2024.11.03

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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発語のない子のお母さんはわかっています、わが子がことばをわかっていることを。
 
今日は、妹の施設でお祭りがありました。たまたま相席になった親子が美味しそうに焼きそばを食べていたので、子どもに「焼きそばすきなの?」と話しかけたら、どう答えていいのかわからないという顔をした子どもの横で、お母さんが「(ことばを)話せないんですよ」と言いました。
 
「うち(妹)もそうですよ」と答えながら、この時とばかりに私は言語聴覚士の中川信子さんの受け売りをお母さんに伝えました。「ことばは言えないくても、ちゃんとわかっているんですよね」と。
 
すると、お母さんは我が意を得たりという顔で「そうなんです。わかっているんです」と答えました。二人で「あ、やっぱり、そうですよね」ということになりました。
 
母もそうでしたが、発語のないお母さんは気づいています。わが子はことばがわかっていることを。意識するかしないかの違いがあるだけです。だから、発語のないわが子に話しかけたりします。もしひどいことばを投げつけてしまったとしたら、とても後味が悪かったり、あやまったりすると思うのです。それは、ことばがわかっていることがわかっているからです。
 
言語聴覚士は、「言えることばと言えないことば」があることを理論として学んでいますが、素人は学んでいません。でもわが子といちばん長く過ごしている親は、わが子がたとえばことばを話せなくても、わかっていることを感覚的に知っています。非言語のコミュニケーションということになるのでしょうか。
 
中川さんの「ことばのビル」を投稿してくれた人がいらしたので、こちらに掲載します。「ことばのビルは、すべての言語聴覚士の相談室に貼っておいてほしいし、訪れたクライアントに渡してほしいと思いました。
 


 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

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