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2024.11.05

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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生理痛を体験できる装置(というのでしょうが)が、話題になりました。
子育て界のインフルエンサーの男性が実際に体験して、「え、こんなに痛いんだ」と驚いていましたね。
 
同じように、「障害の疑似体験」がイベントなどで行われることがあります。
 
VRゴーグルをつけた視覚障害や光過敏の体験、昔からよくあるのはアイマスクと白杖で街を歩いたり、車椅子体験などです。
 
「わー、こんなふうに見えていたんだ」「白杖だけだと不安。自転車が怖かった」「車椅子だとちょっとした段差で前に進めない」などなど、それぞれに体験できます。
 
でも、どんなに疑似体験しても体験できないこともあります。それはまわりの反応です。
 
学校で合理的配慮を受けようとすると「特別扱いされてずるい」「わがまま」「努力不足」。こうした言われようは疑似体験ではわかりませんよね。視覚障害の女性の多くが受ける性的ハラスメント。これももちろん疑似体験できません。
 
聴覚障害の人から聞くのは、なん度も聞き返して、嫌な顔されたり舌打ちされたりすること。書き出すとキリがないのですが、障害のある人が日頃受けている、小さな舌打ち、うっすらとした蔑み、それとなくされる仲間はずれ。疑似体験しなくてもいいから、障害のある人の尊厳を傷つけるようなことをしない人が増えてほしいと思うのです。
 
冒頭の生理痛体験にしてもちょっとモヤモヤするのは、痛みの体験だけではその人のつらさはわからないと思うのです。生理痛を抱えながらの家事や仕事は体験できません。生理痛の痛みを知らなくてもいいから、本人の申し出を尊重し家事や仕事をしなくてすむよう配慮してくれる人がありがたいです。
 

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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