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発達障害の子の「余暇活動」という言葉をお聞きになった人もいるかと思いますが、文部科学省が政策として推進しています。
自分の好きなことをして過ごす時間や場は、障害あるなしに関わらず必要です。文科省が推進するからには、余暇活動を通しての社会参加という意図もあるのだと思います。でも健全な状態でストレスを発散できるのも、余暇活動の大きな効果だと思います。
発達障害ゆえに職場での人間関係がうまくいくずに孤立し、お酒やギャンブルで憂さ晴らしして経済的に困窮してしまうケースが多いと、聞いたことがあります。もし、もっとお金のかからない余暇活動(趣味でも)を早くからみつけてくだいたなら、たとえ職場でうまくいかなくても、自分の居場所ができます。余暇活動がいわば「逃げ場」にもなってくれます。
この余暇活動、最近気づいたのですが、発達障害の子の二次障害を防止する効果もあるのではないでしょうか。発達障害の子の二次障害とは、障害ゆえに抱えてしまう困難から派生した第二の困難です。
障害の特性が理解されずに、他の子と同じように頑張ることを強いられたり、怠けていると非難されたり、人間関係で孤立したり。こうしたことが続くことで、うつ病を発症したり、自傷行為にはしったりしてしまうのが、一般的に二次障害と呼ばれています。これ、専門家によって意見が異なるようなのですが、「一般的に」としました。
二次障害を防ぐのは、無理せず、取り繕うことなくいられる時間と場所です。実は障害のある子の親も必要だともいます。大袈裟でなくてもいいから、子どもから離れて自分だけが楽しめる時間を意識的に持つようにすると、いっとき、ストレスから解放されるのではないでしょうか。「母親の余暇活動」を特別支援学校の先生たちもすすめています。子育てに悩むたくさんの母親を見てきたからこそなのだと思います。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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