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2024.11.19

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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残り時間を見える化するタイムタイマーは、すっかりおなじみとなりました。
 
特別支援学校や支援学級の教室に必ずと言っていいほど置かれていますが、タイムタイマーの開発秘話は意外と知られていないかもしれません。
 
アメリカの特別支援学校の先生が考案したと聞いていて、長い間そう思っていました。でも、じつは1990年代後半に4歳の娘を持つアメリカの母親が発明したことを、タイムタイマー社のホームページで知りました。製品化の過程で特別支援学校の先生が関わっていたかもしれません。でも原型を考えたのは、4歳の娘の母親です。
 
開発のいきさつはこうです。
 
時計がまだ読めない4歳の娘が、「あとどのくらい?」と残り時間を頻繁に聞いてくるため、母親は見てわかるタイマー(ビジュアルタイマー)を作りました。残り時間の見える化は、4歳の娘の時間感覚を養うのに大変に役立ったそうです。母親はビジュアルタイマーが教育の分野で役立つと考え、専門家に話を持ちかけたところ、障害のある子にフォーカスして製品化すべきと、作業療法士や理学療法士などから提言されました。デジタルのタイマーは数字の羅列にすぎません。でもタイムタイマーは時間の長さ(短さ)を面積で見える化しています。これが支援になるというのです。ビジュアルタイマーはタイムタイマーとして世に出て、今や世界中で使われるようになりました。
 

残り時間を気にする4歳の子と、娘に時間の長さを見せようと考えた母親がいなかったら生まれなかったタイムタイマー。たった一人の子のために強い思いで作った教材には力があり、他の子にも役立つというのが私の持論ですが、タイムタイマーもそうであったとは! ちょっと感動しています。
 

 

トビラコ店主

 

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発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

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障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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