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2024.11.20

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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トビラコ店主が連載している朝日新聞EduA(エデュア)、今週はDCD(Developmental Coordination Disorder:発達性協調運動障害)を意識していくつかの道具を紹介しました。
 
DCDとは、脳のネットワークの不具合が原因で、目と手や足、手と足など互いに連動させることがうまくいかない障害です。このため動きがぎこちなかったり、極端に不器用だったりしてしまいます。たとえば、ハサミが使えない、ボタンの留め外しに苦労する、文字のバランスが極端に良くない。運動面ではなわとびが飛べない、自転車に乗れないなどです。
 
DCD関連の本はいろいろ出ていて、私も何冊か読みましたが、いちばんわかりやすかったのは『なわとび跳べないぶきっちょくん: ただの運動オンチだと思ったら、DCD(発達性協調運動障害)でした!』(オチョのうつつ著 古庄純一監修 合同出版)で、ことあるごとに人にすすめています。連載でも本書を紹介しました。
 
著者のオチョのうつつさんは漫画家で息子さんがDCD。DCDとわかるまでの葛藤とわかってからの工夫が満載です。日常生活の困りごとが事細かに描かれているので、思い当たる人は「うちの子これだ!」となるかもしれません。
 
オチョのうつつさんは古庄純一さんという小児神経科医に出会って古庄さんのアドバイスを受けながら親子ともにラクに生活できるようになりますが、わかるまでの葛藤が細かく描かれているところは共感を呼ぶと思います。
 
オチョのうつつさんが、わが子を他の子と比べては落ち込んでいた場面に登場する悪魔。悪魔は「他の子はできるのに」、耳元で囁きオチョのうつつさんを不安に陥れます。これ、子育て全般に共通した負の側面ではないでしょうか。うちの子にはうちの子のやり方があると思えた時に、悪魔は消え去ります。著者は比べないことで、わが子にむきあえることを、他でもないわが子に教えてもらったわけです。

 

トビラコ店主

 

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朝新聞EduAで
トビラコ店主の連載が始まりました

発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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