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2025.01.11

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム(トーキングゲーム)で、このような使い方もあるのかと感心したので、お伝えします。
 
 
ポストしているのは、敬愛する作業療法士の集団、はびりすさんのメンバーである奥津さんです。学校で使ってくださっていました。
 

 
 
トーキングゲームはコミュニケーションを楽しむためのツールとして使われてきました。自分のことを話したり、相手の話を聞いたりするやりとりから生まれるコミュニケーションです。
 
でも、それだけではなかったんですね。「いままでで、いちばんうれしかったことは?」のような質問は、自分の心の声を自分で聞くことにもなるわけです。
 
そのほかにも、「本を読んでいるときに、貸してと言われたらどうする?」とか「列に割り込まれたらどうする?」というような質問カードなら、「自分ならこうする」をもう一人の自分が見ている構図です。

  
「自分ってこういうときうれしいんだ」とか「自分はこういうものが好きなんだ」とか「自分ならこうする」と考えることが「自分研究」になるのかなと勝手に思ったりしています。
 
 
自分研究は、当事者研究の第一人者である熊谷晋一郎氏が提唱。特別な支援が必要な子たちの「自分研究」のススメ: 子どもの「当事者研究」の実践 (熊谷晋一郎監修 森村和子著 金子書房)に実践とともに詳しく書かれています。
 
自分の特性を研究することで、自分を深く知ったり客観的に見たりすることができるようになるのです。それが生きづらさの解消につながったりもします。特別支援関連でなくても、誰にとっても自分研究は有効ではないでしょうか。この本も名著ですので、おすすめです。
 
そういえば、トーキングゲームは必ずしも直接参加しなくてもよく、はたで見ながら自分ならこう答えると思いながらの間接参加でもいいいと、開発者の安部博志氏は話していました。これもまた自分研究なのかもしれません。
 
支援のプロに使っていただくと、発見があります。はびりすの奥津さんに、どのような使い方をしているのか野暮な質問と思いつつ聞いています。返信があれば、またこちらでご紹介しますね。

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主連載中!

発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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