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白いノートが眩しくて目が疲れてしまう子のために、白以外の薄い色のノートがあります。
ノートの白が眩しくて目が疲れるなら、白い画用紙も同じように疲れるでしょう。
今月号の『手をつなぐ』(全国手をつなぐ育成連合会)の合理的配慮をとりあげたページに、白い画用紙の話が掲載されていて、画用紙は見落とされがちと思いました。
このような事例でした。
知的障害のある子が、学校の図工の授業に参加できずに困っていたそうです。担任が教育センターと連携してアセスメントしたところ、この子の特性として色覚過敏が疑われました。
白や原色が眩しくて苦手と感じる色覚過敏だったそうです。学校指定の画用紙は純白で、絵の具の色味がはっきりしています。これが、色覚過敏の子にはつらかったわけです。
そこで、合理的配慮を申し出て、藁半紙と中間色の色鉛筆を自宅から持参したところ、子どもは意欲的に授業に参加するようになりました。
 
感覚過敏は見た目にはわかりにくいので、どうしても当事者の困り感に気づかないことがあります。白い画用紙の眩しさには、なかなか気づけません。
苦手と捉えるのではなく、環境や道具がその子に合わないと考えるようにすると、その子のできることが増える。筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生は話ます。画用紙を藁半紙に変えた事例は、まさにそれです。
トビラコ店主
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朝日新聞EduAで
トビラコ店主連載中
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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