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自閉スペクトラム症の弟の兄を中心にドラマが展開するライオンの隠れ家をご覧になった方も多いかもしれません。遅ればせながら全編見ました。
ドラマでは、自閉スペクトラム症の弟の特性がよく描けていました。きっと詳しい人がアドバイスしているんでしょうね。パニックを起こして頭を叩くところ、落ち着きなく歩き回るところ、体を前後に動かすところ、強いこだわりなど書き出すとキリがないのですが、あるあると思いながら見ました。
自閉スペクトラム症の特性をまったく知らない人にも、ドラマを通して伝わったのではないかと思います。街中で、電車の中で、頭を叩いている子や床に寝転んで大声を出している子は、決して親のしつけの問題ではなくて本人にとって何か訴えたいことがあったり、パニックを起こしていることがわかってもらえただけでも、ドラマの功績は大きいですよね。
もちろん、ドラマは自閉症スペクトラム症の特性を紹介するのが目的ではなく、きょうだい児として対照的な道を選んだ姉と兄の生き方であり、家族の在り方に歪んだ認識しか持てなかった姉の夫の孤独であったり、さまざまな角度から展開されます。そしてそれが、それぞれに今という時代ならではだな思わせてくれます。
障害児者は、単独で存在しているわけではなくて、まわりの人たちにもそれぞれの人生があるわけです。この点が、とてもよく描けていました。ドラマは、美談に終始するとか奇跡が起きるとかいうのはなく、むしろ準主役たちが抱えている決して幸福ではなかった生育歴が現在に繋がっていたりもします。よかったら、ご覧ください。
トビラコ店主
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